【果物を食べるのは控え目にしよう】5

≪もっとも大事なこと≫

果物の、適量とはどのくらいか?

読者のあなたは、どう思われますか?

1個や2個は適量の範囲と思いますよね。

   ↓
   ↓
(ところが)
   ↓
   ↓
「だれでも個人差があるし、なんとも言えない」とSドクターや、栄養学の先生の一致した意見
   ↓
   ↓
蒲池さんの場合は、1日にミカン1個か、リンゴ1個、いや、その半分程度が適量かなあ、と。
   ↓
   ↓
え!そんなに少ないのですか?と。驚きました。
   ↓
   ↓
ビタミンCが多くても、野菜の代わりにはならないよ、と。
   ↓
   ↓
(絶句)

結局なんですか、僕にとっては、果物は「適量」ではなく「控え目に」だったのです。

語感の違い、誤解のもと!


糖尿病と肝臓との関係なども、説明してもらいましたが、極めて高度になってしまい、ちょっと分かりやすく再現する力がないので、今回はかけませんが、科学による解明はどんどんと進んでいるのですね。

【果物を食べるのは控え目にしよう】4

果糖とは、何か? 知りませんでした。

はい、こんなもの ↓↓ です。 (教えてもらいました)。

  • 果物の甘味のもと、
  • 果物に含まれていて、甘さは砂糖の 1.5倍。
  • 特徴は体内ですぐにエネルギーになること、吸収が速いこと。良いことづくめの印象ですが・・・
  • 果物摂取:利点:ビタミンCなど、
  • 欠点:多くとりすぎてしまう。

    この、多くとり過ぎるという欠点は、実に欠点でして、「この程度なら」と思っているうちに、あるいは、意識せずにいると、すぐに、「適量」を越してしまうということです。

    適量、適量、適量!それが曲者!

【果物を食べるのは控え目にしよう】3

僕の誤解のもと(確信めいたものでした)

僕は、以下のように考えてきました。

  • 果物には、ビタミン、ミネラルが豊富だから、朝、細胞が目覚めて、血液も綺麗になる。
  • 時間をかけてゆっくりと食べれば、どんな食物を食べても、血糖値の上がり方は低い。
  • そもそも、果物は、GI値が低い(果物のGI値を調べてみると、りんご36レモン34みかん33なし32オレンジ31グレープフルーツ31いちご29とだいたい全部30くらい)。
  • しかし、栄養学の先生に指摘されて、こりゃ間違ってたかもしれないと、知り合いのドクターに、どういうことか教えを乞いました。

    そうしたら、S先生(内科学)いわく、「蒲池さん、良いことに気づきましたね。糖尿病臨床に関わる医者の間では果糖摂取は印象が悪いですよ。糖尿病発症が増えているのも、運動不足だけでなく、単純糖質つまり、果糖ブドウ糖液糖のこ とですが、その摂取量増加も一因ではないかと思われています。果糖の摂取もほどほどにすべきだといわれていますよ」と。

    【果物を食べるのは控え目にしよう】2 

    僕の体内における反応経路

    果物を食べる ⇒ 血糖値↑ ⇒ インシュリンが出始め =(僕がゆっくり食べているので)⇒ 血糖値を上げる食事がプラスされる =(すると)⇒ 体内でインスリンの働きが鈍くなる。そして、結局、インシュリンの作用が鈍くなり糖尿病のリスクが高まる。

    果物が良いといっても、あんまり量を多くしない方が良い。(してはいけないのだ!)

    【果物を食べるのは控え目にしよう】1

    果物信仰の誤解

    僕は、朝、早起きです。起きてすぐ、果物を食べていました。柑橘類が多いです。リンゴも食べます。だいたい、まるまる2個分です。それから、お湯や、コーヒー飲んだりして、書きものをします。

    2時間くらいたってから、朝食(軽食=500Kカロリーくらい)を摂ります。温野菜たっぷり(ほんとにたっぷりです、馬みたいと言われます)、ハムエッグ、食パン1枚、それにまた、果物1個です。

    そして、夜も、食べます。メーンディッシュ(?そんなに上等なものではないですが)以外に、野菜たっぷり、果物も。

    こういう食生活は、良いものと思い込んでいました。ところが、知人の栄養学の先生から、そうではないと教えられました。果物の食べ過ぎはいけないのだ、と。

    だって、果物は、昔から身体に良いというし、野菜も果物も、僕は、ゆっくりと噛んで食べている。多く食べれば食べるほど良いのではないか、と。

    いや、これが、全く、僕の誤解に基づく、勝手な思い込みでした。

    …………………反省を込めて。